フラッシュストレージの米Nimble Storageの日本法人Nimble Storage Japanは8月1日、関西の大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山の2府4県をカバーする大阪支店を開設し、同日より業務を開始すると発表した。これまでも関西地区にも販売代理店網を持っていたが、昨今のオールフラッシュストレージへの関心の高まりで同地区からの引き合いが増えているため、改めて新設に踏み切った。
Nimbleは、独自の特許技術によりSSDとHDDを最適に組み合わせたハイブリッドストレージ「Nimble Storage CSシリーズ」の出荷を2010年に開始、これまで6年間で8100社以上に採用されているという。また3月には、オールフラッシュストレージの新製品「Nimble Storage AFシリーズ」の提供も開始した。
日本市場への本格参入は2013年末で、関西圏ではNTTスマートコネクトや朝日放送(いずれも本社は大阪市)などで導入されているという。
関西圏2社の導入事例の概要は以下の通り。
NTTスマートコネクト
西日本最大級のデータセンターにおいて、ハウジング、ホスティング、クラウド、ストリーミングなど多様なサービスを提供。Nimbleのソリューションでは、映像コンテンツを提供する国内大手プロバイダー向けサービスの基盤として「Nimble Storage CSシリーズ」を導入。
朝日放送
VDIユーザーの増加に伴うI/O性能問題を解消するため「Nimble Storage CSシリーズ」を採用。快適なデスクトップ環境を実現すると同時に、基幹系業務システムをはじめとする高負荷システムの性能改善にも役立てている。