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日本株展望

米雇用統計よりも注目したい成長戦略の早期実行

ZDNet Japan Staff

2016-08-05 11:14

 7月4日の日経平均は前日比171円高の1万6254円と反発した。

 8月1日週は、外部環境として米ダウ平均が軟調となり、ドル円が下落(円が上昇)したことに加え、先週末の日銀・金融政策決定会合を契機に国内債券金利(利回り)が反発。日米金利差が縮小したことで円高観測を広め、日経平均の重荷となってきた。

 5日は、米雇用統計(7月分)発表を前に様子見気分が強く、株式市場は神経質な動きが見込まれる。5日の日本時間5時30分のドル円は101.24円、CME日経平均先物(9月限)は1万6225円となっている。このことについて、楽天証券経済研究所シニアグローバルストラテジストの香川睦氏の見解を紹介する。

米雇用統計発表を受けた為替の動きに注意

 5日夜(米国時間の5日朝)に発表される7月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数は前月比18.0万人増加、失業率は4.8%、平均時給の伸び(前年同月比)は2.6%と見込まれている(=市場予想平均)。

 前回(6月)の非農業部門雇用者増加数は前月比28.7万人増と市場予想を上回り、直後に発表されたFRB労働市場情勢指数も底入れ感を鮮明にした(図表1)。ただ、2016年前半(1~6月期)の雇用創出ペース(月間平均)は17.2万人増と前年同期(1~6月期の平均=22万人増)と比較して鈍化している。

 5日夜発表される雇用統計の発表値が市場予想に届かず、最近市場が注目しているFRB労働市場情勢指数(8日発表予定)も低調を印象付けた場合、ドル円が一段と下げる(円高が進む)可能性があり注意が必要だ。逆に、市場予想通りの結果が発表され、米雇用環境が着実に改善していることが確認される場合は、市場に安心感が広まると考えられる。

図表1:米雇用統計とFRB労働市場情勢指数の推移

FRB
(注)FRBが公表する米労働市場の情勢を示す指数。失業率、労働参加率、臨時雇用者数、平均時給、求人倍率など19種類の指標をもとに算出される。 (出所)Bloombergのデータより楽天証券経済研究所作成(2016年6月時点)

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