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日本株展望

クイズで学ぶテクニカル指標(1):売買シグナルの使い方 - (page 2)

ZDNet Japan Staff

2016-08-08 11:21

買いシグナルで買ったら、下がってしまった!

 次のクイズだ。

<クイズ>冒頭のクイズで買いシグナルが出ていたA社株を買ったら、いきなり下がってしまった。さて、ここでの投資判断は売りと買い増し、どっち?

(注:楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジスト 窪田真之氏作成)
(注:楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジスト 窪田真之氏作成)

 売買シグナルは天気予報のようなものだ。明日、晴れるといっても、雨が降ることもある。買いシグナルが出ているといっても、下がってしまうこともあるわけだ。

 「当たる可能性が70%」であれば、立派な買いシグナルと言える。それでも、30%の確率で買いシグナルは外れるわけだ。以下に、70%の確率で当たるシグナルで2回続けて売買した時の結果を紹介する。

7割の確率で当たるシグナルで2回売買した場合

◎は当たり、×は外れを示す
(注:◎は当たり、×は外れを示す、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジスト 窪田真之氏作成)

 2回連続でシグナルが当たる可能性は49%(約半分)しかない。つまり、7割当たるシグナルで売買しても、2回売買すれば、2回に1回は外れると考えるべきだ。

 さて、クイズの答えだが、ここでの買い増しは厳禁で「売り」が正解だ。いったん買いシグナルが出て、出来高が急増して上昇した直後に、悪材料が出て、ドスンと下がったわけなので、ここからは「三十六計、逃げるにしかず」。ぐずぐずしていると、悪材料を見て、高値で買いついた人がどんどん投げ売りしてくる。

 肝に銘じていただきたいことは、以下の法則だ。

「いかなる買いシグナルも、直後に大陰線が出れば、強い売りシグナルに変わる」
「いかなる売りシグナルも、直後に大陽線が出れば、強い買いシグナルに変わる」

 チャートを使った売買で一番重要なことは「買いシグナルで買っても、外れたら、すぐに損切りすること」だ。

 100%当たるわけでなくても、チャートのシグナルを見て売買するのは意味があることだ。7割の確率で上昇するパターンが出たら買いを実行、上昇すれば利益が得られる。もし3割の確率で外れて下がったら、その時はさっさと損切りするだけだ。

 7割当たるパターンのチャートで何回も何回も勝負を繰り返せば、長期的には利益を積み上げることができるはずだ。デイトレーディングで利益を積み上げていく人は、それがわかっていて実行できる人だ。

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