Kaspersky Lab、Windows向けのアンチランサムウェアツールを無償で提供

Danny Palmer (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部 2016年08月10日 11時52分

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 悪意あるハッカーがランサムウェアで組織を狙う攻撃が急増している。ランサムウェアは感染したターゲットから現金やBitcoinを搾り取るもので、多くの組織が要求に従う以外に方法はないと感じている。

 特に小規模企業にとっては、ランサムウェアの攻撃は大きな頭痛のタネだ。そこでセキュリティ企業のKaspersky Labは、ランサムウェアに感染してしまった企業が、ハッカーが要求する身代金を支払うことなくMicrosoft Windowsデバイス上でデータを取り戻すことができるという無料のツールを提供開始した。現在Windowsのみ対応している。

 「小規模、中規模企業は通常、市場にある多数のセキュリティツールを評価・比較できる深い知識を持つセキュリティ専門家を擁していない。Kaspersky Anti-Ransomware Tool for Businessは、サードパーティーのセキュリティソリューションと互換性があり、ランサムウェアに対抗できる補完的なツールだ」とKaspersky Labのエンドポイント製品マネジメントトップのKonstantin Voronkov氏は述べている。

 Kasperskyは先にIntel Security、Europol、オランダ警察と組んで「No More Ransom」という無料のオンラインポータルをローンチしている。No More Ransomは、感染を回避するための情報とともに、暗号化されたファイルをロック解除する鍵を提供するものだ。

 Kaspersky Labのツールは、クラウドベースのKaspersky Security NetworkとSystem Watcherで構成される。Kaspersky Security Networkは世界中から自主的に参加している企業の脅威に関するデータを分析するセキュリティネットワークで、System Watcherはネットワークイベントを記録・分析し、悪意ある行為の証拠を提供するセキュリティ技術である。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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