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ワークスアプリケーションズがISO27017認証取得、国内クラウドERPベンダーで初

NO BUDGET

2016-08-15 12:28

 ワークスアプリケーションズは、クラウド上の情報セキュリティの国際標準規格であるISO27017認証を、国内クラウドERPベンダーとして初めて取得した。情報セキュリティに特化したコンサルティングサービス「クラウドセキュリティコンサルティング」を提供するLRMが8月9日、発表した。

 ISO27017認証とは、クラウド/インターネット上のサービスの提供や利用に対して適用されるクラウドセキュリティの国際標準規格で、ISMSとして知られるISO27001認証を補完する「アドオン認証」として位置付けられている。その取得には、ISO27001単体で実施した各種の対策に加え、ISO27017では、クラウド上に特化した様々なセキュリティリスクの検討、クラウドサービスの利用や提供の手順の見直し・明確化、ポリシー策定、顧客データ保管国の法令・ガイドラインの洗い出しや順守などの対策を検討・実施し、クラウド上での万全な情報セキュリティ体制の構築が必要となる。これまでのISO27001では言及されていなかった、様々なクラウド上のリスクへの備えを示したガイドラインとされ。これからの時代に必要不可欠な「クラウドセキュリティ」を実現する実践的な指針としての期待が高まっているという。ISO27017は、クラウドサービスを提供または利用する事業者・組織、もしくは提供と利用の両方を行う事業者が取得することが可能。


ISO27001とISO27017の違い
※既にISO/IEC27001:2013認証を取得している事業者の場合
ISO27001とISO27017の違い ※既にISO/IEC27001:2013認証を取得している事業者の場合

 ワークスは、人工知能を搭載したクラウドERP「HUE」をはじめとする同社の3つのサービスを対象としたISO27017認証の早期取得に向け、ISO27001でのコンサルティング実績があり、セキュリティ分野での信頼と迅速なサービスを提供しているLRMにコンサルティングを依頼。これに対しLRMでは、同規格に準拠したクラウドセキュリティに関する新たな運用手順の策定支援、並びに研修・監査支援を中心に支援を行った。

 国際規格であるISO27017は言語が英語で、クラウドサービスに関連する専門用語が頻出する難解な内容のため、コンサルティングに際してはLRMが独自に作成した専用の79のヒアリング項目を基に打ち合せを進めた。さらにLRMは、ワークスの東京本社にて関連各部署の担当者と打合せを重ね、最終的にクラウドサービス利用および提供に係る新手順をワークスと共に策定。LRMでは、過剰なセキュリティや無駄を省き、動きやすい体質の組織をつくる「Security Diet(セキュリティ・ダイエット)」を提唱しており、今回もそれを心掛け、ワークスの現場従業員がサービスを運用・提供しやすい内容の新手順の策定を支援したとのこと。

 なお、ワークスは既にISO27001/ISMS 認証を取得し、強固なセキュリティ基盤を構築しており、今回の認証取得に伴い、クラウドサービスの提供・利用に関する手順や利用規約等を見直し、運用の変更も行った。そしてLRMの支援により、わずか1カ月でISO27017認証を取得することができたという。

 ワークスでは、今回のISO27017認証取得によって、HUEのグローバル展開を加速していくとのこと。

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