ソフトバンクは8月10日、VR(バーチャルリアリティー、仮想現実)映像のライブストリーミング配信を手掛ける米国NextVRが実施した第三者割当増資の一部を引き受け、7月に出資を行ったと発表した。
NextVRは、VR映像のライブストリーミング配信に特化した技術を持ち、大手放送局やイベントプロモーター、スポーツチームなどとの提携を軸に、既に米国でスポーツや音楽イベントなどのVR映像をライブストリーミング配信した、多数の実績を持つ。
一方のソフトバンクでは、日本のVR市場開拓とVRサービスの提供を目的に、6月1日付で「VR事業推進室」を新設している。ソフトバンクは今後、NextVRへの出資を足掛かりとしてVR映像配信サービスのプラットフォーム構築とコンテンツ開発を推進し、法人向けおよび個人向けの双方の市場で新しい価値の提供に取り組んでいくとしている。