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日本株展望

下値不安が徐々に後退--米国株高とPKO期待が支え - (page 3)

ZDNet Japan Staff

2016-08-12 11:41

まとめ――日経平均が上値余地を広げるには

 2016年前半の弱気相場と比較して日本株が下げ渋るようになった理由として、以下の3つ挙げられる。(1)米国の景況感と株価が上向く中、外国人投資家のリスク許容度が改善してきた、(2)年内の米追加利上げ(日米金利差拡大)観測が復活しつつあることで、為替で円高が進行しにくくなってきた、(3)日銀が7月29日に決定したETF買入枠倍増(年額3.3兆円→6兆円)で、投機筋を中心に売り仕掛け(例:日経平均の先物売り)しにくくなった――などだ。

 特に(3)については、日銀の金融政策に「バズーカ(市場の想定を凌駕する量的緩和)」的な迫力は望めなくなったものの、「マシンガン(売り圧力に対する連続的な実弾の拡充)」を連想させる効果がみられる。

 ただ、ETF買入を介した株価下支えは、あくまでPKO(人工的な株価維持策)の範囲を出ない。日経平均株価が上値余地を広げるためには、(1)米国など海外景況感と国内の業績見通し改善が続く、(2)為替相場におけるドル円の一段の上昇(円安)、(3)国内景気の改善と成長戦略実現に向けた政府・当局による具体的施策――などの行方を9月にかけて見極めていく必要があると考えられる。

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