日本オラクル クラウド・テクノロジー事業統括Fusion Middleware事業統括本部ビジネス推進本部担当シニアマネージャーの伊藤敬氏は、「Java for Kidsは、2014年から日本で開始しているもので、これとは別に、中学生を対象にしている“Java for Student”といったプログラムも用意している」と話す。
日本オラクル クラウド・テクノロジー事業統括Fusion Middleware事業統括本部ビジネス推進本部担当シニアマネージャーの伊藤敬氏
コンピュータが情報を受け取る、情報を計算する、結果を出すというプログラムの役割と仕組みを理解してもらう学習で、2014年のファミリーディで「Java for Kids」によるプログラミング教室を初めて開催したときには、社員の協力を得て、小学生には、どの程度の内容が適切なのかを検証する狙いもあった。
今では、ファミリーディでJava for Kidsに参加したいという子供が、小学校低学年にも、中学生にも広がっているとのこと。「Java for Kidsの特徴は、Java言語に触れてもらうことを盛り込んでいる点。小学生を対象に広く行われているブロックを組み合わせるような内容ではない。小学生にも、コードをイネーブル化する作業をしてもらう。だが、参加者は、難しいとか、怖がるといった姿勢は見られず、自分のイマジネーションをどう反映させるかというということを、楽しみながら考えている。学習に対するモチベーションが高いことを感じる」と語った。
参加者の幅が広がっていることから、来年のファミリーディでは、Java for Kidsに加えて、Java for Studentの教室を実施することも検討材料になりそうだ。
Javaキャラクターの「Duke」のぬいぐるみも用意