Mac上で「Safari」ブラウザを使用しているのであれば、本記事が役に立つだろう。ここで紹介している21のキーボードショートカットやティップスを使いこなすことで、Safariをより効率的に使えるようになるはずだ。これらを極めてSafariの達人になってほしい。
タブとウィンドウの管理
1. リンクを新規タブでオープンする
リンクをクリックした場合、そのリンクがどのように設定されているのかによって、リンク先のコンテンツが現在のタブ内でオープンしたり、別の新規タブ内でオープンしたりする。こういった動作が気に入らない場合、Commandキーを押しながらリンクをクリックすれば、今見ているコンテンツはそのままの状態で残り、その背景に新たなタブが作成され、リンク先のコンテンツはそこにロードされる。同様にCommandキーとShiftキーを押しながらリンクをクリックすれば、今見ているページはそのままの状態で残され、新たなタブが前面に作成され、その中にリンク先のコンテンツが表示される。
2. 隣のタブに移動する
「Command+Shift+]」を押すと右隣のタブに移動し、「Command+Shift+[」を押すと左隣のタブに移動する。またタブ間を移動するには、「Control+タブ」(右隣のタブ)や、「Control+Shift+タブ」(左隣のタブ)を使用することもできる。
3. 特定のタブに移動する
たくさんのタブのなかから特定のタブに移動したい場合、Commandキーを押しながら1〜9のキーを押すことができる。「Command+1」は最初の(左端の)タブに移動する。例えば「Command+5」を押すと左から5番目のタブに移動する。
4. 閉じたタブを復活させる
「Command+T」を押すと新規タブが作成できるのは知っていても、「Command+Z」を押すと、最後に閉じたタブを復活させることができるのを知らない人は多い。タブを閉じるという操作自体を取り消せるというわけだ。ただし、直近に閉じたタブを10個まで復活できるGoogleの「Chrome」や、「Firefox」とは異なり、Safariの場合は直近に閉じたタブしか復活できない。それよりも前に閉じたタブはSafariの「履歴」から探し出す必要がある。
5. タブの表示順序を変更する
Safariではタブの表示順序を柔軟に変更できる。タブをマウスでドラッグすれば、現在のウィンドウ内の好きな位置に移動できる。また、現在のウィンドウの外にドラッグすれば、新たなウィンドウを作成できるほか、他のウィンドウ内へのタブ移動も可能だ。
6. 現在のウィンドウを最小化する
「Command+M」を押せば、現在のウィンドウを最小化できる。
7. 現在表示しているタブやウィンドウをクローズする
「Command+W」を押せば、現在表示しているタブをクローズできる。このショートカットを使用すれば、タブ上に表示されている小さな「×」をクリックする必要がなくなる。また、「Command+Shift+W」を押せば、現在アクティブになっているSafariのウィンドウをクローズできる。

提供:Apple