また人為的ミスなどによる情報漏えいを防ぐために、AirWatchの管理クラウドから以下のようなさまざまな制御を実施できる。
- ファイル間(TwitterやFacebookなどの個人アプリへの)コピー&ペーストの禁止
- AirWatch Content Locker以外でのファイル編集・閲覧の禁止(3rd Partyアプリ禁止)および印刷の禁止
- リポジトリ間(企業コンテンツ→個人コンテンツ)のファイル移動やコピーの禁止
また、さまざまなデータ保存場所(リポジトリ)を登録することで、上記の制限をオンプレミスのファイルサーバやクラウドストレージを横断して適用し、一元的な管理を実現できるようになっている。
登録できるリポジトリの種類
ここで、セキュアなコンテンツ利用方法の例を紹介する。写真や動画の撮影は、スマートデバイスでは標準でアプリケーションが備わっているが、端末側へデータが残ってしまうことが課題になる。そこで、AirWatch Content Lockerを利用すればセキュアに社内ファイルサーバへUploadすることが可能だ。
コンテンツのセキュアな利用方法
撮影した動画や写真はAirWatch内の暗号化領域に保存されるため、通常撮影したものとは違い、個人領域の写真や動画のフォルダにはデータが残らない仕組みとなっている。
また顧客を含めたプロジェクトメンバー用の共有ワークスペースを作成し、セキュリティを担保してファイルの共有や閲覧、編集の実現も可能だ。これによって、余計な手間などが省け、効率よい業務が可能である。
共有ワークスペースの作成