Microsoftは米国時間8月17日、「Windows 10」の次期大型アップデート(開発コード名:「Redstone 2」)の新たなプレビュービルド「Build 14905」をリリースした。PC向けとしてはこの2週間で2度目、「Windows 10 Mobile」向けとしては初めてのプレビュービルドとなる。
Build 14905は「Windows Insider Program」に参加し、Fast(高速)リングを選択しているPCおよびタブレット、そして一部の「Windows Phone」のユーザーに対してリリースされる。11日にリリースされたRedstone 2のプレビュービルド「Build 14901」と同様、Build 14905の目的は目に見えない部分、すなわちさまざまなWindows 10デバイス間で共有されるWindows 10のコア部分である「OneCore」まわりの改良が主となっている。
モバイル機器向けのBuild 14905には「新たに洗練されたサウンドまわり一式」が含まれているという。またPC向けのビルドには、「Microsoft Edge」ブラウザで不要なスペースが挿入されるといった不具合に対する修正も含まれている。
修正や改善点、既知の問題についての詳細は、PC向けおよびモバイル機器向けともに、Build 14905に関するMicrosoftのブログ投稿に記載されている。今回リリースされたのは初期のプレビュービルドであるため、きちんと動作しない機能も多いことを考慮したうえでインストールしてほしい。
Windows 10のアップデートに関するもう1つのニュースとして、Microsoftは16日、Current Branch(現行ブランチ)にとどまりながらもWindows Insider Programに参加し、「Release Preview」を選択しているユーザーに対してのみ、累積アップデート「Build 14393.82」をリリースしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。