CDN(コンテンツデリバリネットワーク)サービスなどを提供するアクセリアは8月18日、ITエンジニア向けの有料オンライン講座「crash.academy」をリリースした。同日から、サイバーセキュリティ、Docker、Microsoft Azure、ニフティクラウド、HashiCorpツールに関する5講座の提供を開始している。受講料は1講座1500~5000円。9月17日までに新規登録したユーザーを対象に、1講座を無料で受講できるキャンペーンを実施する。

「crash.academy」
crash.academyは、ITエンジニアの技術レベルアップを目的とした講座をオンラインで提供するもの。体系的な技術解説に加えて、本番環境でどのように活用するのかといったような実践的な内容を学ぶことができるのが特徴だ。また、受講生の転職を支援する「ポートフォリオ機能」を実装。ポートフォリオ機能は、各受講生の学習履歴、各講座を受講後に提出する課題への評価、作成したソースコードなどの情報を集約するもので、ブログやSNSに公開したり、匿名で採用企業に公開してスカウトを受けたりできる。
講師陣の顔ぶれの“濃さ”も目を引く。奈良先端科学技術大学院大学の門林雄基氏(サイバーセキュリティ基礎)、元レッドハットで現グーグルの中井悦司氏(Docker実践入門)、日本マイクロソフトの廣瀬一海氏(Microsoft Azure実践活用)、ニフティの五月女雄一氏(ニフティクラウド実践入門)、元クリエーションラインで現さくらインターネットの前佛雅人氏(HashiCorpツールを活用した自動化技術)と、各分野の現役トップエンジニア、研究者を揃えている。
同社によれば、各講座は毎月更新し、今年度中に合計30講座を配信する。さらに今後、機械学習、人工知能、IoT、ブロックチェーンなどの講座が追加される予定だという。