(2)機械やロボットを利用したい家事の内容
既に家庭用のロボット掃除機が商用販売されていることから、機械やロボットを利用したい家事として、「家の中の掃除」を挙げる者が9割超を占めている。次いで、「ゴミ出し」「衣類の洗濯」「衣類の整理、アイロンかけ」等に対するニーズが多くみられる。
また、他の家事に比べ、「育児、子どもの世話」に対する機械・ロボットの利用意向は低いが、同じく福祉分野の「介護・看護」では、6割超が機械・ロボットの利用意向を示している。このことから、いわゆる福祉分野に当たる家庭内の家事では、サービスの対象(子ども/高齢者)により、想定されるロボット等の利用内容・利用形態には差異があることがうかがえる。
このほか、食事に関する家事では、家庭用食洗機などが既に実用化されていることから、機械やロボットを利用したい対象として約9割が「食事の後片付け」を挙げ、次いで「調理の下準備」を挙げる者も比較的多い。
→機械やロボットを利用したい家事として、「家の中の掃除」や「食事の後片付け」を挙げる人が約9割
設問:近い将来、テクノロジーの進歩により、人間の代わりに幅広く家事を行ってくれる「家庭用機器」や「サービスロボット」が実用化された際、あなたはこうした製品・サービスを利用したいと思いますか。 (※お金に余裕があると仮定し、製品・の価格を考慮せずに、利用意向を教えてください) (n=1495)
【家事全般】

【食事に関する家事】
