ドリコムとFRONTEO、AIでゲームユーザーの満足度向上の検証を開始

NO BUDGET 2016年09月01日 18時42分

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 ドリコムと、FRONTEOの100%子会社であるFRONTEOコミュニケーションズは8月31日、ドリコムが提供するスマホゲームでのユーザーからの問い合わせにおいて、FRONTEOが独自に開発した人工知能エンジン「KIBIT(キビット)」を用いて、問い合わせ内容の自動判別を行うなどの大規模検証を8月より開始したと発表した。

 検証では、KIBITによって問い合わせのテキストを解析・自動判別することによってサポート業務の一層の効率化を図り、今後のスマホゲームユーザーの増加やユーザー層の裾野拡大に伴い、問い合わせへの早期回答や更なるユーザーの満足度向上のための仕組みづくりを行うという。


検証イメージ

 KIBITは、人工知能関連技術のLandscapingと行動情報科学を組み合わせた日本発の人工知能エンジンで、その名称は、人間の心の「機微」(KIBI)と、情報量の単位である「ビット」(BIT)を組み合わせ、「人間の機微を理解する人工知能」を意味するという。テキストから文章の意味を読み取り、人の暗黙知や感覚を学ぶことで、人に代わって、判断や情報の選び方を再現することができるとのこと。

 今回の大規模検証に至った背景としては、6月から7月にかけてKIBITによる解析のPoC(概念検証)を行ったところ、問い合わせ内容に含まれるユーザーの要求や希望する対応の意味をKIBITが捉え、サポート部門が見つけ出したい内容に応じて高い精度で自動的に判定を行えたことが挙げられている。

 8月からの検証においては、より大規模なデータを用いた解析を行い、早期の回答を実現するための問い合わせの仕分け方、判別項目の立て方を検討し、複数の正解がある場合などの取り扱いなど、KIBITの学習精度をさらに向上させつつ、使い勝手によい仕組みの構築を目指す。将来的には、これらの検証で得たノウハウを活かし、業務適用範囲を広げていき、さらなる価値創出を図っていくとしている。

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