Oracleは米国時間9月6日、サプライチェーンマネジメントソリューションを強化するため、米ジョージア州アトランタに本社を置くクラウドベースの倉庫管理アプリケーションを提供するLogFireを買収すると発表した。
LogFireは、家庭向けプラスチック容器などを手がけるGladや、レンタルトラックのRyderを含む40社もの顧客を抱えており、今後もサービスを継続する。同社は倉庫管理ソリューションの提供を専門としており、そのための自社ソフトウェアを所有している。
LogFireのチームは、Oracleのサプライチェーンマネジメント(SCM)部門に組み込まれる。
LogFireの創業者で最高経営責任者(CEO)を務めるDiego Pantoja-Navajas氏は、声明の中で「Oracleは当社のクラウドベースの倉庫管理市場における専門性を生かそうとしており、当社の製品は、サプライチェーン企業が最新のサプライチェーンプロセスを実現することを可能にする、Oracle Supply Chain Management(SCM)Cloudの革新的なアプリケーションスイートに統合される」と述べている。
買収条件は明らかにされていない。
OracleのSCMアプリケーション開発担当シニアバイスプレジデントであるRick Jewell氏は、「LogFireの買収により、クラウドベースの倉庫管理機能を追加することで、Oracle SCM Cloudのロジスティクス機能を補完する」と声明で述べている。

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この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。