Adobe Systemsは米国時間9月20日、2016会計年度第3四半期決算(9月2日締め)を発表した。同社はこの決算において、10四半期連続で売り上げの伸びを達成している。
第3四半期は純利益が2億7100万ドル(1株あたり54セント)だった。
売上高は前年同期比20%増の14億6400万ドル、非GAAPベースの利益は1株あたり75セントだった。
アナリストらの予想では、売上高が14億5000万ドル、1株あたり利益は72セントになるとみられていた。
「Adobe Marketing Cloud」と「Adobe Document Cloud」を含む同社のデジタルメディア事業の年間経常収益(ARR)は四半期末時点で、第2四半期の34億1000万ドルから37億ドルに増加した。
「Adobe Creative Cloud」の売上高が前年同期比39%増の8億300万ドル、Document Cloudの売上高が1億8700万ドルだった。一方、同四半期のMarketing Cloudの売上高は前年同期比10%増の4億400万ドルだった。
第4四半期の見通しについて、Adobeは売上高が15億5000万~16億ドル、1株あたり利益が83~89セントになるとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。