マイクロソフトが「OneDrive」のロードマップを発表

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎 2016年10月03日 06時00分

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 米国時間9月26日から開催されたMicrosoftのカンファレンス「Ignite」では、「OneDrive」と「SharePoint」の開発チームが、予告されていた機能のリリースに向けてどの程度作業が進んでいるかについて、多くの時間が割かれた。

 しかし、どの時期にどんな機能がリリースされるかを知りたければ、ロードマップを参照するのが一番分かりやすい。何人かがTwitterで述べていた通り、Microsoftの役員は、Igniteで27日に開かれたあるセッション中で、ロードマップを公開した

 そこで筆者は、Microsoftにもう少し読みやすいバージョンの資料を配布してくれるよう頼んでみた。これがその資料だ。


提供:Microsoft

現在ロールアウトされている機能

ユーザー向け

  • 共有フォルダ+OneDriveとSharePointのオンライン同期(プレビュー)
  • 新しい共有UXモバイル向けの共有に関する通知
  • フォルダへのリンクの共有
  • ブラウザ版での複数ファイルのダウンロード
  • iOS向けのファイル関連アクティビティの表示機能
  • SharePoint Onlineファイルへのアクセス(Android)
  • iOSからのSharePoint 2013/2016ファイルへのアクセス
  • OneDriveからSharePointへのコピー
  • ファイルプレビュー機能の強化(Adobe、電子メール、画像、動画)
  • 「iOS 10」「Android N」への対応

IT部門向け

  • 同期アップロードの帯域スロットリング制御
  • 共有リンクの匿名編集をブロック
  • 「Office 365」ユーザー管理コンソールでのユーザー単位での「One Drive for Business」の管理
  • 「Azure Active Directory」への条件付きアクセス(Windows版プレビュー)
  • IT部門管理のMac用同期クライアント(プレビュー)
  • セキュリティ用グループ共有制御
  • Windows 10でのWIP(Windows Information Protection)対応

2016年第4四半期にリリースされる機能

ユーザー向け

  • 共有フォルダ+OneDriveとSharePointのオンライン同期(一般提供)
  • SharePoint Onlineファイルへのアクセス(Windows)
  • オンプレミス版SharePoint用の新しいウェブUX
  • OneDrive for BusinessブラウザからのSharePoint Onlineファイルへのアクセス
  • Android向けのファイル関連アクティビティの表示機能
  • 外部向けの共有に関する通知
  • Office簡易プレビューワー
  • 「自分の共有オブジェクト」表示
  • iPadおよびAndroid用の新しいUX
  • 再共有の制御
  • iOS用のスキャン機能
  • Windows向けのオフラインファイル

IT部門向け

  • OneDrive for Business用専用管理コンソール
  • ポリシー非準拠デバイスへのダウンロードのブロックポリシー
  • 自己生成鍵のサポート
  • Azure Active Directoryへの条件付きアクセス(Windows)
  • IT部門管理のMac用同期クライアント開発

2017年上半期にリリースされる機能

ユーザー向け

  • Office文書のコメント中での@メンション機能、通知
  • 「Microsoft Flow」の統合
  • オンプレミス版SharePointへのアクセス(AndroidおよびWindows)
  • Windows向けのファイル関連アクティビティの表示機能
  • iOS、Windowsでの「Microsoft Graph」探索ビュー
  • 「自分と共有」のキュレートビュー
  • OneDriveからSharePointへのファイルの移動
  • モバイル向けのオフラインフォルダ機能

IT部門向け

  • 使用できない文字から#と%を除外
  • RMSの同期
  • 最大パス長の増加
  • Azure Active Directoryへの条件付きアクセス(Mac)
  • 外部共有に関するレポート

 Microsoftが筆者に送ってくれた資料は、Igniteのセッションで示されたものと完全に同じではなかったことに注意する必要がある。では、何が違っているのだろうか。

 Igniteのスライドでは、Azure Active Directoryへの条件付きアクセス(Windows)と、IT部門管理のMac用同期クライアント開発は、すぐにリリースされることになっている。しかし、新しい資料では、この2つの機能は2016年第4四半期に移されている。また、2017年上半期には「Mac用Office 2016に同期クライアントをインストール」という項目も掲載されていたが、この項目も削除されている。

 これらの変更の理由をMicrosoftに問い合わせているが、今のところ回答はない。

 ロードマップと言えば、筆者の手元には、Igniteで使われた、SharePointユーザー向けにどの機能がいつ実現されるかを示した資料もある。


提供:Microsoft

 また今後に関して、OneDriveの開発チームはあるセッションで、長い間噂になっている、プレースホルダ―に代わる機能がどのようなものになるかについて、少しだけ言及したようだ。Thurott.comのBrad Sams氏は、2017年のBuildカンファレンスで、OneDrive開発チームからもう少し詳しい情報が公開されるかもしれないと述べている。ひょっとすると、2017年春に予定されている「Windows 10 Redstone 2」には組み込まれるのかもしれない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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