NSR人事労務オフィス、マイナンバー管理システムを導入--管理業務を低価格で支援

NO BUDGET

2016-10-06 12:47

 NSR人事労務オフィスは、エフアンドエムが提供するマイナンバー管理システム「マイナンバーステーション」を導入する。10月17日からサービスを提供し、マイナンバーの管理業務を低価格で支援する。税別価格は登録人数により異なり、10人までの場合で月額1700円から。

TechRepublic Japan関連記事

 2016年1月に施行となったマイナンバー制度は、年末調整業務から利用が本格化すると見込まれている。それに伴って企業の管理負担が増加すると予想されている。マイナンバーをクラウドで管理することで、取り扱い履歴を簡単に記録、確認できるほか、社会保険手続きをシステムから依頼できるため、よりスムーズな労務管理が可能になるとしている。

 マイナンバーステーションは、従業員がスマートフォンなどからマイナンバーを直接登録できる。紙書類やデータの持ち運びが不要なため、情報漏えいのリスクを抑えられる。また、マイナンバー利用時の取り扱い記録を自動化しているほか、金融機関も導入する高水準のセキュリティ機能を装備している。

 氏名、性別、生年月日、住所のほか、入退社年月日や社会保険の加入情報を登録できるため、従業員台帳として人事情報の管理や各種手続きにも役立てられる。

 NSR人事労務オフィスと利用者がクラウドを通じて情報連携できるため、入退社や扶養手続き、住所変更など、社会保険や労働保険に関する手続きをシステム内から依頼できる。マイナンバーの受け渡しは一切不要なので、こうした手続に伴うマイナンバーの情報漏えいリスクも回避できる。

マイナンバー管理のイメージ図
マイナンバー管理のイメージ図(NSR人事労務オフィス提供)

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]