IBMは米国時間10月7日、「IBM Watson Application Developer Certification」という開発者向け認定プログラムを開始したと同社ブログで発表した。
今回の動きは、「IBM Watson」やコグニティブコンピューティング分野に携わる開発者の活動機運の盛り上げと、エコシステムの拡充を目指す同社の取り組みの一環だ。
この認定プログラムでは、以下の項目がテストによって評価される。
- コグニティブコンピューティングの基礎
- コグニティブコンピューティングのユースケース
- 「IBM Watson Developer Cloud」の基礎
- Watson Developer Cloudを用いたコグニティブアプリケーションの開発
ブログ投稿によるとこのテストは、ヘルスケアや銀行、流通といった、Watsonが利用されているさまざまな業界のコグニティブコンピューティング専門家20人からなるパネルによって作成されたという。
このテストに合格した開発者は、「IBM Certified Application Developer - Watson」として認定され、デジタルバッジを受け取ることになる。
なお、テストはPearson VUEを通じて提供され、同社のテストセンターで受験できる。また、IBMは同社のカンファレンスでテストを受けられるようにする予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。