日立製作所は、Microsoftのパブリッククラウド「Microsoft Azure」上の仮想マシン(VM)に対応したアプリケーション開発環境サービス「Justware統合開発環境Azure版」の販売を10月11日から開始した。料金は個別見積もり。提供開始は11月10日を予定する。
Justware統合開発環境Azure版は、Azure上のVMで動作するRed Hat Enterprise Linux(RHEL)ベースの環境に対応した統合開発環境。アプリケーション構築プロジェクト期間中、利用者数のピーク時の負荷に即時に対応してスケールする。
また、RHEL上に実装されているコンテナプラットフォームOpenshift Container Platformによるコンテナテクノロジを活用できる。大規模なアプリケーション構築プロジェクトでは、特にテスト期間に環境不足が多発する。これは、進捗差異や仕様変更を取り込むタイミングの差異などによって、チーム間で使用するライブラリのバージョン差異が生じるためだ。コンテナを活用することで、チームごとに必要なバージョンで構築されたテスト環境が実現できるようになる。
Justware統合開発環境Azure版