インターコムは10月7日、ノンプログラミングで音声応答フローを作成できる音声応答(IVR)・FAXシステム構築ソフト「商品名:まいと~く VoiceFAX Center」の新バージョンVer.1.70を、10月31日より提供開始すると発表した。本バージョンでは、LAN接続用通信ハードウェアを同梱したラインアップが追加され、IaaS型パブリッククラウドサービス上やサーバー仮想化環境でのシステム構築に対応する。新たに追加されるラインアップの価格は、4回線版 NW用 1年保守付きパックが137万5000円、4回線版 NW用 5年保守付きパックが242万5000円(いずれも税別。ソフトウェアに加えLAN接続用アナログ4回線音声/FAX応答対応ハードウェア1台と保守サポートサービスを含む)。

クラウド(IaaS)環境でのシステム構成イメージ
Ver.1.70の主なポイントは以下の通り。
- クラウド(IaaS)やサーバ仮想化環境でのシステム構築が可能に
- 通信ハードウェアの分散設置で電話・FAX通信コストを削減可能に
- Windows 10対応、比較的低価格なパソコンでシステム構築が可能に
LAN接続用通信ハードウェアを同梱したラインアップを追加し、IaaS型パブリッククラウドサービスやサーバー仮想化環境で、音声応答(IVR)・FAXシステムを構築できるようになった。サーバの導入コストや運用コストなど、TCO(Total Cost of Ownership)最適化を実現。
追加ラインアップでは、各拠点に通信ハードウェアのみを分散設置できるようになった(最大4拠点)。拠点ごとに電話回線を引くことで、市内電話料金などの安い通話料でフリーダイヤルやFAXを使用でき、回線集約型のシステム構成に比べて通信コストを大幅に削減できる。
本バージョンではWindows 10 Pro(64ビット版および32ビット版)に対応。サーバOSだけでなく、最新のクライアントOSに対応し、比較的低価格なパソコンでのシステム構築が可能。