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日本株展望

“治極まれば乱に入る”--相場が動くのはいつ? - (page 2)

ZDNet Japan Staff

2016-10-13 13:07

治極まれば乱に入り、乱極まれば治に入る

 これは三国志演義に出てくる有名な一節で、「平和が続くと戦争が起こりやすくなり、戦争が続いた後は平和な時代が来る」という意味だ。これは相場の世界にも通用する言葉として、窪田氏は胸に刻み込んできたという。

 「大きく動く(荒れる)相場が続いた後は、変動性の小さい(大きく動かない)相場が来る。変動性の小さい相場の後には、荒れる相場が来る」と読み替えることができる。

 今、日本株だけでなく、世界的に株の変動性が落ちている。相場にやや膠着感が出ているのは株だけではない。為替(ドル円)や金利にもやや膠着感が出ている。しばらく、相場は上下とも動きにくい展開が続くと考えられる。

 ただし、いつの日か、金融市場が再び荒れる日が来ることを肝に銘じておくべきだ。「治極まれば乱に入る」だ。ただし、窪田氏はまだ現時点で「治が極まっている」とは判断できないという。もう少し、大きく動かない相場が続き、誰もが相場の小さい変動性に慣れたところで、荒れる相場が突然来るのだと予想しており、それは年末年始と想定しているという。

 メインシナリオでは、日経平均を囲む柵と壁を年末までに日経平均が越え、1万8000円以上に上昇することを想定している。ただし、逆に1万6000円に下落するリスクも残っている。

 日米金融政策がどう動くか、あるいは動かないか、それによって為替が円高と円安のどちらかに動くかが日経平均の方向性を決めるのに重要だ。

 もう1つ重要な材料がある。日本の企業業績がどうなるかだ。10月20日から始まる9月中間決算の発表に注目したい。

 窪田氏は、東証1部3月期決算企業の最終利益(純利益)は、今後1ドル100円で推移しても、2017年3月期は小幅増益を維持できると予想しているという。窪田氏は、円高が進んだ割には、日本の企業業績は堅調だと予想しているが、その考え通りとなるか中間決算の発表が始まってから改めて報告したい。

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