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日本株展望

日米の企業業績は下向きなのか上向きなのか? - (page 2)

ZDNet Japan Staff

2016-10-14 11:15

米国と中国の企業景況感改善に注目

 国内株式市場にとって重要な外部環境要因である米中の業況感に注目したい。10月入りして発表された米国と中国それぞれのPMI(購買担当者指数)は、製造業指数も非製造業(サービス業)指数も「景況感の分岐点」とされる50を上回った。

 特に、2016年前半に50割れして低調だった米国と中国の製造業PMIが50超となってきたことは、底堅さを維持してきた非製造業(サービス業)PMIとあわせ、世界のGDP第1位を誇る米国と第2位の中国の業況感が同時に改善していることを示している。中国は、低迷する民間投資を補う政府支出(インフラ関連を中心とする財政出動)拡大の効果が表れてきた印象がある。

 例えば、小松製作所はGPSを活用した自社製建設機械の稼働状況をリモート調査(KOMTRAX)しており、中国では8月も9月も前年同月比2桁の伸びだったことを公表している。地方や金融機関の不良債権や重厚長大部門の供給過剰など構造問題が解決されない状況で楽観は禁物だが、中国の経済的破綻を悲観する見方はやや後退しているようだ。

 7月以降、日経中国関連株指数のパフォーマンスは市場平均(TOPIX)を上回っている。2016年前半まで株価の下押し要因だった「チャイナリスク」の緩和は、日本の外需だけでなくグローバルグロース(世界の経済成長)全体の下支え要因になると考えられる。

図表3:米国と中国の企業景況感(製造業と非製造業)

PMI=購買担当者指数
(注)PMI=購買担当者指数(景況感の分岐点を50として縮小と拡大を示す)。
(出所)Bloombergのデータより楽天証券経済研究所作成(2015年1月~2016年9月)

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