筆者を含む複数のMicrosoftウォッチャーは以前から、「Windows 10」の次期機能アップデート(開発コード名:「Redstone 2」)を「2017年春」にリリース予定の製品と呼んでいる。
Microsoftが社内で設定したRedstone 2の出荷目標通りに事を進めれば、リリース時期は2017年早春になるかもしれない。
Microsoftの関係者が先週、「1703」というWindows 10のバージョンが記載されたドキュメントを投稿したようだ。Tero Alhonen氏らがTwitterでこれを公開している。
提供:Twitter
Windows 10のリリースに関するMicrosoftの現在の命名規則に準拠するこのビルド番号は、次期Redstone 2が2017年3月に提供される可能性を示唆している。
何人かの情報筋に尋ねてみたところ、彼らは、2017年3月が実際にWindows 10 Redstone 2の現在の出荷目標であることを認めた(複数のMicrosoft関係者にもコメントを要請したが、予想通りこの件に関してノーコメントだった)。
出荷/RTM目標は必ずしも一般提供(GA)開始日と一致しない。「Windows 10 Anniversary Update」(別名「1607」)はそのビルド番号通り、2016年7月にRTM版がリリースされたが、厳密に言えば、一般提供が開始されたのは米国時間8月2日だった。
これまでRedstone 2の「Insider」テストビルドには、次期Windows 10への搭載が期待される重要な新機能は全く含まれておらず、概ね比較的小規模な機能修正にとどまっている。
Microsoftは10月26日にニューヨークシティで開催予定のWindows 10関連/ハードウェアイベントで、Redstone 2の機能や計画について詳しく説明すると期待されている。そこで、「Windows Holographic」シェルのWindows 10 Redstone 2への追加が発表されるかもしれないとのうわさもある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。