編集部からのお知らせ
SNS分析のトレンドまとめ
注目「Googleのクラウド事業を読み解く」

16種のOpenStackクラウドで同じプログラムを動かす--OpenStack Summitでデモ

Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2016-10-27 12:24

 クラウド企業はユーザーに対し、どのようにしてベンダーロックインを回避するかについて伝えようとしている。現地時間10月25〜28日までスペインのバルセロナで開催されている「OpenStack Summit」では、16社が同じソフトウェアスタックを16の異なるOpenStackプラットフォームで動かすというライブデモを行った。そして、16社すべてが10分以内で自分たちのプラットフォームでプログラムを稼働させた。

OpenStack Summit

 プロジェクトは完全なエンタープライズソフトウェアを設定して動かすというものだ。参加企業は、3層のLAMP(Linux、Apache、MySQL、Perl/PHP/Python)スタックのエンタープライズアプリケーションを実行した。プロジェクト実装には、AnsibleとOpenStack Shadeを利用した。全員が同じAPIページを利用するために、各社はRefStackも利用した。そしてこれらをOpenStackクラウドの上で動かした。

 それから各社は、自社のアーキテクチャとプログラムを利用した。例えばCanonicalは「Ubuntu 16.04」を利用したが、IBMは「Ubuntu 14.04」を使った。Red Hatは「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」を利用し、他者は「CentOS」を使っていた。

 ハードウェアアーキテクチャもさまざまで、多くが種類の異なるIntelハードウェアを利用したが、LinaroはARM-64ベースだった。

 参加したOpenStackベンダーは、AT&T、Canonical、Cisco Systems、DreamHost、Deutsche Telekom、富士通、Hewlett Packard Enterprise(HPE)、Huawei Technologies(ファーウェイ)、IBM、Intel、Linaro、Mirantis、OSIC、OVH、Rackspace、Red Hat、SUSE、VMwareなどだ。

 このデモが示したことは、オープンソースのプログラムとDevOpsを使えば、簡単に1つのクラウドから別のクラウドにマイグレーションできるということだ。OpenStackがこれを容易にしたのは事実だが、Linuxとオープンソースソフトウェアを使っていれば、クラウドマイグレーションはそれほど大変なことにはならないはずだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    マンガで解説、移行済みの担当者にも役立つ! Windows10移行&運用ガイド

  2. クラウドコンピューティング

    カギは物理世界とクラウドの接続あり!成果が出やすいIoT活用のアプローチを知る

  3. クラウドコンピューティング

    IoTにはこれだけのサイバー攻撃リスクが!まずはベストプラクティスの習得を

  4. セキュリティ

    エンドポイントの脅威対策をワンストップで提供 現場の負荷を軽減する運用サービス活用のススメ

  5. クラウドコンピューティング

    家庭向けIoT製品の普及とともに拡大するセキュリティとプライバシー問題─解決策を知ろう

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]