「iOS 10.1.1」をリリースしてわずか数時間後、Appleが「iOS 10.2」の最初のベータ版を開発者向けポータルで公開した。
Appleが加えた変更にアプリが対応できるよう、開発者には次期ソフトウェアアップデートの初期プレビュー版が提供されることが多い。
Apple関連のニュースサイト9to5Macによると、iOS 10.2の最初の開発者向けベータ版には、以下の変更が盛り込まれている。
- 3つの新しい壁紙
- 「ビデオ」アプリ用の新しいウィジェット
- カメラ設定の保存
- 新しい絵文字
- 「メッセージ」アプリ向けの「Celebration」(お祝い)スクリーンエフェクト
- ホームボタンのアクセシビリティ設定に「Press and hold to speak」の項目(ボタン長押しで起動する機能をSiriなどから選択)
このベータ版リリースの数日前には、「Apple TV」「iPhone」「iPad」向けの新しいアプリも発表されている。この「TV」アプリは、iOS搭載デバイスのビデオアプリに代わるもので、Apple TVやiOS搭載デバイス上でおすすめ番組を提示する機能を備える。
TVアプリは、iOS 10.2の最初の開発者向けプレビュー版には含まれていないようで、一般ユーザーへの公開は12月になるとみられる。しかし、iOS 10.2のソースコード内に、今後搭載される機能のヒントが見てとれる。
また、おそらくそれ以上に楽しみなのは、Appleのデバイス上で利用できる大量の絵文字にさらに新顔が加わることだ。ある開発者がTwitterに投稿した新しい絵文字のスクリーンショットによると、ベーコンの絵文字が初めて登場するらしい。
Appleはそのほか、「macOS 10.12.2」「watchOS 3.1.1」「tvOS 10.1」のプレビュービルドも開発者向けに公開した。
有料アカウントを持っている開発者は、Appleの開発者向けポータルにアクセスして最新のベータ版をダウンロードできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。