デルのソフトウェア部門が売却完了--SonicWallは独立企業に

Asha McLean (ZDNet.com.au) 翻訳校正: 編集部 2016年11月02日 11時42分

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 プライベートエクイティファンドFrancisco PartnersとヘッジファンドElliott ManagementによるDellのソフトウェア部門の買収完了に伴い、Dell Technologiesのセキュリティソフトウェア部門の1つであるSonicWallは、Dell Technologiesから正式に分離して独立企業となった。

 同社の社長兼最高経営責任者(CEO)には、サイバーセキュリティとネットワーキングの業界では古参のBill Conner氏が任命された。Conner氏は、「現在は、サイバーセキュリティ軍拡競争のまっただ中にある」と述べ、今回の独立によって、SonicWallはさらに素早く、巧みにチャネルパートナーや顧客に対応できるようになるとしている。

 2016年6月にFrancisco PartnersとElliott ManagementによるDell Software Group(2016年第1四半期の営業利益は2800万ドル)の買収計画が発表された際、買収規模は20億ドル以上だと報じられたが、これにはSonicWallのほかにQuest Softwareも含まれている。

 SonicWallのオーストラリアおよびニュージーランドのゼネラルマネージャーを務めるSandeep Joshi氏は、SonicWallがDell傘下にあった時期について、Dellの名前は同社に「驚くべき」ブランド認知度をもたらし、営業チャネルでもエンタープライズ市場でも多大な恩恵を受けたと述べている。

 この買収計画は6月に発表されたが、3月にはDellがITサービス部門を約31億ドルでNTTに売却する計画も発表されていた。

 Dellは9月に670億ドル規模のEMC買収を完了し、ワンストップショップとしてあらゆる製品を提供できる、完全なITスタックを持つ企業となっている。

 DellはSonicWallを売却したが、セキュリティ事業から撤退したわけではない。同社は10月に開催したイベントDell EMC Worldでも、Dell Data Security Solutions、Mozy by Dell、RSA、VMware AirWatchの製品を組み合わせた、新たなエンドポイント向けセキュリティ・管理製品群を発表している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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