記事では、フルタイムのRubyコミッターである卜部が社内に対して、エンジニアとなったきっかけから今実施していること、将来挑戦したいことなどを掘り下げます。Ruby言語界では有名な、『Rubyist Magagize(るびま)』の「Rubyist Hotlinks」を彷彿させる長文であり、語ったことをそのまま示し編集を最小限とすることで臨場感を保つようにしています。なお、編集自体も社内で担っています。
活躍のイメージは現場の臨場感から生まれます。
ところでインタビューする相手(インタビュイー)はどう選出するとよいでしょうか。当社のエンジニアインタビューはエンジニア自身のアウトプットへのきっかけにもなって欲しいと考えています。当社を象徴するようなエンジニアではあるが、知る人ぞ知るようなエンジニアが外に出るキッカケとなるようにもインタビュイーを決めています(自身で積極的にアウトプットする人は後回しで良いかもしれません)。
モチベーションコントロールの秘訣を知る
評価制度を発足し整備させることも大事ですが、一人ひとりが積極的にモチベーションをコントロールするための行動が大事です。制度としての面談以外にも1on1を行うメンバーも増えてきました。大事なことは、制度は守るだけでなくそれを1人1人がどう運用していくかです。
1on1は、目標の進捗確認をしてしまいがちですが、大事なのはモチベーションのコントロールだと考えています。モチベーション、つまり動機付けには内発的動機付けと外発的動機付けがありますが、せっかくの1on1は自身の内発的動機付けをドライブするようなふりかえりをすると効果的です。

振り返りのツールとしてはKPTがおすすめです。KPTとは、良かったこと(Keep)、うまくいかなかったこと(Problem)、改善するために試すこと(Try)に分けて考える振り返りのフレームワークです。働く上でモチベーションは大事です。モチベーションをコントロールするためには、日頃から以下を明確にしていくことが必要です。
- 自分は何をしたいのか
- 自分は何を考えているのか
- 自分は何をしているのか
そういったことを常にふりかえり、考え、より良くすることが大事です。そのために、定期的な振り返りをおすすめしています。
振り返りの際には、 以下のような問いかけが大事です。
- なぜ、Problemなのですか?
- どうすれば、解決すると思いますか?
- もっとKeepに挙げられる良い点はありませんでしたか?
振り返りは自身の言葉ですることが大事です。特にTryは自らの意志で、次どうしてみるとより良い成果が出るのかを考えることです。