富士通とSUSEは、11月16日、オープンソース製品開発とサポートで戦略的な協業を開始すると発表した。今回の協業では、ハイブリッドクラウド対応製品、ミッションクリティカル、将来のコンテナ技術の3分野で共同開発を行い、オープンソース技術導入を目指すユーザーのニーズに応える。
両社はすでに10年以上の提携関係にあるが、オープンソースコミュニティでの開発からマーケティング・販売まで戦略的に協業していくことになった。
ハイブリッドクラウド対応製品では、ハイブリッドクラウドに対応したプライベートクラウド向け製品および技術を導入し、オープンソースベースの製品で構築されたパブリッククラウドとプライベートクラウドとの相互連携を目指す。
また、ミッションクリティカルサポートを協力して提供することにより、顧客システムの運用・保守コストを最適化する。さらに、将来のコンテナ技術開発では、顧客環境の可用性・安定性をより高めることを目指す。