The Linux Foundationは米国時間11月17日、「LinuxCon」と「CloudOpen」「ContainerCon」というイベントを統合し、「The Linux Foundation Open Source Summit」として開催すると発表した。
また同組織は最近になって、自らを語る際に「Linux」という言葉を前面に押し出すのではなく、「大規模コラボレーションに向け、プロフェッショナルなオープンソース管理を推し進める非営利組織」という表現を用いるようになっている。Apache Foundationのイベントの運営支援も含め、傘下のプロジェクトがどんどん増えているため、今回の発表は驚くに値しないはずだ。
なお、北米と欧州で開催されるThe Linux Foundation Open Source Summitでは、「Community Leadership Conference」というまったく新たなイベントも予定されている。
The Linux Foundation Open Source Summitのイベントスケジュールは以下の通りだ。
- 「The Linux Foundation Open Source Summit Japan」:2017年5月31日~6月2日、東京で開催
- 「The Linux Foundation Open Source Summit North America」:2017年9月11日~9月13日、カリフォルニア州ロサンゼルスで開催
- 「The Linux Foundation Open Source Summit Europe」:2017年10月23日~10月25日、チェコ共和国のプラハで開催
Open Source Summitで新たなイベントとして開催されるCommunity Leadership Conference(北米と欧州のみ)は、生産性が高く活気のあるオープンソースコミュニティーを作り上げるために世界規模でコンテンツやネットワーキングを提供することを目指すものだ。Community Leadership Conferenceは、コミュニティーの戦略や管理の分野において世界的に著名で、コミュニティー運営を扱った書籍「The Art of Community」(「アート・オブ・コミュニティ--『貢献したい気持ち』を繋げて成果を導くには」)の著者でもあるJono Bacon氏が統括する。
上述した3つのOpen Source Summitイベントの登録受付は12月に始まる予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。