Citrix Systemsは米国時間11月17日、ファイルの同期および共有サービスである同社の「ShareFile」に新機能を追加したと発表した。これら新機能によって、ドキュメントのワークフローの効率化とともに、チーム間での生産性の向上やコラボレーションの促進を支援できるという。

提供:Citrix
新たな特長として挙げられているもののなかには、フィードバックや承認のための組み込み型ツールや、ウェブベースの新たなダッシュボードとインターフェース、ウェブブラウザ上でPDF形式などのファイルをプレビューする機能などがある。
Citrixによると、刷新されたダッシュボードとインターフェースにより、ShareFile上のさまざまなツールや機能すべての操作性が向上するという。
Citrixは、ShareFileのプラットフォームやツールに対するリリースを、この四半期だけで40回近く実施している。例を挙げると、ShareFileのファイルを電子メールに添付する方法に対するアップデートや、新たなクラウドコネクタの追加、「Office 365」に対するデスクトップアプリからのアップロードやダウンロードのサポートなどがある。
CitrixはShareFileを企業のモバイルオフィス化やデジタルオフィス化を支援するツールとして売り込んでいる。デジタル化という考え方は、今日の状況を考えると十分にシンプルだが、驚くほど多くの企業(IDCの統計では推定80%)が、いまだに紙ベースの文書処理を行っているという。
Citrixは、同社のGoTo事業をスピンオフさせ、LogMeInと統合すると発表した後、改めてコアビジネスに注力している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。