Salesforce.comの最高経営責任者(CEO)のMarc Benioff氏によると、CRM大手の同社は2018会計年度中に初の売上高100億ドルを達成する見込みだという。
同社は米国時間11月17日、市場予想を若干上回る2017会計年度第3四半期決算(10月31日締め)を発表した。
売上高は21億4000万ドル、1株あたり利益は24セントだった。
アナリストらは売上高を21億2000万ドル、1株あたり利益を21セントと予想していた。同社の前年同期は売上高が17億1000万ドル、1株あたり利益が21セントだった。
Benioff氏は発表で「Salesforceの第3四半期決算は、売上高が米ドルベースで前年同期比25%増、恒常通貨ベースでは27%増という素晴らしいものとなった」と述べるとともに、「初の売上高100億ドルを2018会計年度中に達成する見込みということを発表できて喜ばしく思う。このままでいけば、他のどのエンタープライズソフトウェア企業よりも速いペースで売上高200億ドルを達成できるはずだ」と述べた。
サブスクリプションとサポートの売上高は前年同期比24%増の19億8000万ドル、プロフェッショナルサービスとその他の売上高は同39%増の計1億6100万ドルだった。
同社は2017会計年度通期の売上高ガイダンスを引き上げ、83億6500万~83億7500万ドルとした。
第4四半期の見通しについて同社は、売上高が22億6700万~22億7700万ドル、非GAAPベースの1株あたり利益が24~25セントになるとしている。
また同社は、2018会計年度通期の売上高ガイダンスとして101億~101億5000万ドルを提示している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。