SOMPOホールディングスの子会社でリフォーム専業を展開するフレッシュハウスは、遠隔から作業を支援するスマートグラス「Remote Action」を導入した。現場の作業員を遠隔から支援することでサービス品質の均質化を図っている。
オプティムが提供するRemote Actionは、現場の作業員が装着することで遠隔から現場の状況を把握し、作業の指示や支援ができるウェアラブル端末。遠隔作業支援サービス「Optimal Second Sight」などと組み合わせて利用する。
フレッシュハウスは、損害保険ジャパン日本興亜と連携して、火災保険の対象となる事故の修繕工事を実施している。Remote Actionを導入することで、専門知識を必要とせず経験に左右されない均質的な調査や保険金の査定から支払いまでの期間短縮が実現できる。

Remote Actionを使っている様子

訪問見積時の活用風景
フレッシュハウスでは、火災保険の対象となる事故に見舞われた顧客への修繕工事などの業務には、一部保険の専門知識が求められるシーンなどがあるため、対応可能な人員の拡充とサービス品質の均質化を両立することが課題となっていた。
フレッシュハウスでは現在、10月中旬から横浜市の2店舗と福岡市の1店舗の合計3店舗でRemote Actionを先行導入している。段階的に利用店舗を増やし、2017年9月までには全店での利用を予定。