
CEO、Michael Gregoire氏の基調講演の後のパネル。一年間宇宙に滞在したNASAの宇宙飛行士Scott Kelly氏(右から2番目)、Virgin Galacticの航空機設計を務め、Scaled Compositesを創業したBurt Rutan氏(左から2番目)、カナダのロケット科学者Natalie Panek氏(左から3番目)が登場した。
Panek氏は、カナダ宇宙局が学生一人をNASAのインターンに送るプログラムに何度も申し込んだが断られたという経緯を明かした。最後に電話をするなどやる気を見せたことで、認められた。現在はロケット科学者だけでなく、女子学生向けのSTEM(科学、技術、工学、数学)奨励活動にも力を入れている。Rutan氏は現在のNASAに対し、リスクを取らなくなったと批判、Space XのElon Musk氏や自身のボスRichard Branson氏、AmazonのJeff Bezos氏らの勇気を讃えた。Kelly氏は、「子供の頃はいい子じゃなくて、ADHD(注意欠陥・多動性障害)ではないかと思う症状もあった。一冊の本(「The Right Stuff」)を大学の時に読んで、宇宙飛行士になろうと思った」と述べる。双子の兄弟、Mark Kellyも宇宙飛行士。