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深層学習で原因を特定へ--アプリ性能監視ソフトの進化:AppDynamics - (page 2)

松下康之

2016-12-01 07:00

 次に登壇したのは最高マーケティング責任者(CMO)のKendall Collins氏だ。ここではモニタリングの機能を応用したビジネスモニタリング、AppDynamicsがアピールする開発と運用を連携させる「DevOps」に事業部門を加えた“BizDevOps”を具現化した内容を紹介した。これは単にITリソースを監視したとしても実際のビジネスに結果が残せないのであれば意味がなく、DevOpsの前にBiz、つまりビジネスをつなげて一気通貫でモニタリングを担おうというものだ。

 例えばスマートフォンを使ってホテルを予約する際、アプリケーションの性能が遅いことでいらだった顧客が逃げてしまったら、どれだけの金額的損失が出るのか、までを監視しようというものだ。

 ECサイトを例に挙げてサイトの売り上げをモニタリングするデモで、モニタリングがITリソースのヘルスチェックだけではなくビジネスのヘルスチェックに使えるということを訴求した。

 1日目のジェネラルセッションの最後に導入事例としてユナイテッド航空を紹介。2015年の時点ではまだシステムの導入は終わっておらず、2016年に新たに顧客として登壇した。既に125のビジネスアプリケーションがモニタリングされているという。導入から効果が出るまでのスピード感はさすがといったところだろう。

 2日目のジェネラルセッションは夕刻のパーティの直前ということで参加者もビールの瓶を片手にリラックスした形式でスタート。ここでは顧客を登壇させたパネルディスカッションとプロトタイプのデモを見せた。

 パネルディスカッションでは各企業のIT担当者が新しい技術やデジタルトランスフォーメーションにおけるハードルなどについてホストである製品担当のジェネラルマネージャーなどと語り合った。

 アメリカンフットボールのNFL、北米最大の鉄道会社Union Pacific、Xerox、自動車保険のProgressiveなどの著名な企業でAppDynamicsが既に導入されているということを示すだけでも大いに効果があったのではないだろうか。


NFL、Xeroxなどが並んだパネルディスカッション

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