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日本株展望

トランプ当選だけが世界経済の見通しを明るくしたわけではない - (page 2)

ZDNet Japan Staff

2016-11-28 11:02

12月前半のイベント・リスク

 12月に出てくる経済指標は、世界景気のゆるやかな回復を裏付けるものが多くなると予想される。今週、注目されるのは、12月2日(金)発表予定の、米11月雇用統計だ。12月に発表される経済指標が、世界の株が急落する原因になるとは考えられない。

 不安があるとすると、経済ではなく、政治要因だろう。12月で注意すべきは、以下の2つと考えられる。

(1)12月4日(日)イタリアで憲法改正の是非を問う国民投票

 イタリアでは上院・下院(日本で言うと、参議院・衆議院)が等しい権限を持つ。そのため、与党主導で政策を決定しにくくなっている。今回は、下院の権限を強め、上院の権限を弱める憲法改正の是非を問う国民投票が行われる。

 レンツィ首相は、「この憲法改正が否決されれば辞任される」と公言しているが、現時点では、世論調査で改憲反対派が優勢だ。もし、4日の国民投票で改憲が否決され、レンツィ首相が辞任するとイタリアの政局に波乱が起こる。

 首相辞任後に、議会が解散され、総選挙になると、「反移民・反EU」を掲げ急速に勢力を拡大している新興勢力「五つ星運動」が、大幅に勢力を拡大する見込みで、イタリアが一気に反EUに傾くリスクがある。

(2)12月13~14日のFOMC

 次の気になるイベントは、12月13~14日のFOMC(米金融政策決定会合)だ。為替市場では、12月に米利上げが行われることを織り込みつつ、ドル高(円安)が進んでいる。これまで利上げに反対していたトランプ次期大統領が利上げを批判するような発言をするか、実際に利上げが行われるか、が注目ポイントだ。

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