産総研が開発するAI処理向けスパコン、世界最高水準の処理性能目指す

Steve Ranger (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部 2016年11月29日 12時00分

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 日本で人工知能(AI)、機械学習研究向けに大規模なスーパーコンピュータの構築が進んでいる。

 「人工知能処理向け大規模・省電力クラウド基盤(AI Bridging Cloud Infrastructure:ABCI」は100ペタフロップス以上の処理能力を約束しており、「世界最高レベルのAIの研究開発」を可能にすると産業技術総合研究所(AIST)は説明している。AISTは日本最大規模の国立研究開発法人だ。

 ABCIは「実際のビジネスや社会でのAI実装を急速に加速するだろう」とAISTは述べている。

 ABCIは2017年末までに構築される見込みだ。「桁外れの処理能力」を持ち、AI、機械学習、深層学習向けに最適化されているという。「マルチペタバイト級」の共有可能なビックデータストレージがAIの研究開発コラボレーション向けに用意される。

 「われわれが把握している限り、このレベルの速度を実現したものはない」とAISTの情報・人間工学領域の領域長である関口智嗣氏はReutersにコメントしている。Reutersによると、日本政府は同プロジェクトに195億円を投じ、約130ペタフロップスの処理能力実現を目指すという。

 実現すれば世界で最もパワフルなスーパーコンピュータになる可能性がある。現在の1位は中国の「Sunway TaihuLight(神威・太湖之光)」で、LINPACKベンチマークで93ペタフロップス(毎秒93千兆回の浮動小数点演算)を記録している。2位も中国の「Tianhe-2(天河二号)が堅守している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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