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座談会@ZDNet

創造的破壊を目指せるか--次世代SIer座談会(1) - (page 2)

小船井健一郎 山田竜司 (編集部)

2017-01-26 07:00

 安田氏クリエーションラインの代表取締役の安田と申します。弊社はSI会社ですが、DockerChefなどのOSS(Open-source software)を積極的に扱っています。Chefは5年ぐらい前にスタートしました。これは素晴らしい技術なので、最初のうちは一生懸命説明して回ってたんですが、まったく売れませんでした。

 そのため、最近ではプロダクトを提供するだけではなく、業務改善やインフラの自動化など、お客さまの要望から始まるビジネスを多く手がけています。まずはお客さまが実現したいことを聴きとり、実現することにトライしています。そうした活動のなかでもSIの変革の兆しはいろいろとありましたが、特に今のお客さまはクラウドを前提としてスタートしてるので、SI自体も変わらざるを得ないのだと思います。

 林氏NTTコミュニケーションズでクラウド・エバンジェリストとして活動をしている林です。講演などを通して最近増えていると感じるのはCIO(Chief Information Officer/最高情報責任者)など意思決定者層に、クラウドの導入について説明やアドバイスをするというケースです。インテグレーションとしてはクラウド単品だけでなくデータセンターやネットワーク、マネージサービスなどをトータルでインテグレーションするようなモデルがかなり増えていると思います。


アバナード ケイパビリティ・デベロップメント・ディレクター 和田玄氏

 SIビジネスの変革に何が必要か。今、流行りのキーワードとして「デジタルトランスフォーメーション」があります。あらゆるものがデジタル化されることによって、単に情報システムのインフラをインテグレーションするだけでなく、ユーザー自身がサービス事業者になる動きです。こうしたデジタルトランスフォーメーションの流れに対応したインテグレーション・モデルが必要だと思いますし、その提案はかなり求められてきていると思います。

 和田氏アバナードの和田と申します。アバナードはもともと米国でマイクロソフトとアクセンチュアがつくった会社で、2005年に日本法人をつくりました。私は最初からここにいるんですが、みなさんとはちょっと毛色が違っていて、社内の人の管理をやっています。肩書にケイパビリティ・デベロップメント・ディレクターとありますけど、われわれにとってのケイパビリティというのは人そのものです。人を採用して育てていき、プロジェクトに出していく。

 われわれの会社の場合は、グローバルに値段の設定が決まっているから値引きができません。ですから値段で勝負したら、100パーセント負ける。そういう意味では、他のSIerさんの参考になるかどうか非常に微妙なんです。他のベンダーさんがコストを積むところで、いかにして「僕らは絶対にできる」と言い切るか。そこがポイントですね。

 キーワードはやはりデジタル、クラウドですね。うちはマイクロソフトのテクノロジの会社なので、マイクロソフトがクラウドファーストだと言えばそれに従うし、Azureと言えばAzureにする。それに乗っかりながら、コアなところでけん引していく。それが今、われわれの会社がやろうとしていることです。

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