新規問い合わせ率が約2.5倍に--AIがサイト改善策を提案

NO BUDGET

2016-12-01 16:50

 コンテナやマンスリーマンションの賃貸事業を展開するイコム(埼玉県)は、ウェブサイトのデータを分析し、改善施策を提案する人工知能(AI)「AIアナリスト」を導入し、新規の問い合わせ率を約2.5倍に向上した。

 WACULが提供するAIアナリストは、アクセス解析ツール「Google Analytics」のデータをもとに自動でウェブサイトを分析し、サイト改善の方針を提案する。イコムのウェブサイトでは、クリックすると電話やメールでの問い合わせにつながるバナーを設置し、問い合わせ導線を作成することや、成果につながりやすいキャンペーンへの導線を増やす、コンテナ一覧にランキングを載せるなどの提案が行われた。

 イコムでは、AIアナリストの導入について、工数を削減するだけでなく、社内にウェブサイト改善のノウハウが蓄積されることも評価した。また、充実したサポート体制も導入の決め手になったとしている。

改善前と改善後のウェブサイト
改善前と改善後のウェブサイト

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