「Windows 10 Anniversary Update」がCurrent Branch for Businessに

Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2016-12-01 18:36

 「Windows 10 Anniversary Update」が一般のユーザー向けに提供開始されてから4カ月が経過したが、MicrosoftはAnniversary Updateの企業への導入準備が整ったと宣言した。

 Microsoftは米国時間11月29日、公式に「Windows 10 Anniversary Update」(1607)を「Current Branch for Business」(CBB)として宣言した。公式ブログに書かれているとおり、CBBに指定されたということは「そのバージョンが、顧客やOEM、パートナーから、大規模な導入を加速する準備が整ったという信認を与えられたことを意味している」と説明されている。

 現在CBBのユーザーは、Windows 10 Anniversary Updateをダウンロードすることができる。また2017年1月以降、Windows 10 Anniversary UpdateのCBB向けアップデートは、Windows Update経由で入手できるようになる。ただし、「Windows Server Update Services」または「Configuration Manager」で管理されているPCには手動での導入が必要で、時期はITマネージャーが決定できる。

 MicrosoftがWindows 10に機能アップデートを定期的に提供すると決定した際、同社は新しいアップグレード提供戦略を策定した。ほとんどの一般ユーザーや、一部のビジネスユーザーは「Current Branch」のサービスオプションを利用しており、これらのユーザーには、Anniversary Updateのような機能アップデートがリリース後すぐに提供される。

 CBBユーザーには一般に、Windows 10に新しい機能アップデートがリリースされてから4カ月間の猶予期間がある。その期間が経過後、アップデートがCBBに指定されると、CBユーザーやその他のユーザーによって、その期間中にアップデートされたシステムが十分にテストされたと見なされたことになる。またWindows 10 Enterpriseユーザーには、Windows 10のマシンに「Long Term Servicing Branch」(LTSB)のサービスオプションを設定する選択肢がある。(ただしMicrosoftの担当者は最近、同社は汎用デバイスである「Surface Pro」および「Surface Books」にLTSBが設定されている場合、適切なサポートが提供されないと述べているため、注意が必要だ)。

 Microsoftの担当者が、ブログ記事のコメント欄で述べている通り、Microsoftは常に2つのCBBリリースの保守とサポートを行う。現在は、2015年11月にリリースされたWindows 10のアップデート(ビルド1511)も、CBBに指定されている

 Microsoftは同時に2つまでのCBBにしかサポートと保守を提供しないという方針を決定したため、2015年7月にリリースされた最初のバージョンのWindows 10(ビルド1507)には、近いうちにパッチやアップデートが提供されなくなる。具体的には、2017年3月以降、Windows 10ビルド1507にはパッチが提供されない。また、2017年中頃(多少後ろにずれ込む可能性がある)には、Windows 10ビルド1511(2015年11月にリリースされたWindows 10の機能アップデート)に対するパッチが提供されなくなる。


この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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