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さとうなおきの「週刊Azureなう」

【Azureなう 12/2号】本番環境でも仮想マシンを自動シャットダウン - (page 2)

佐藤直生

2016-12-02 14:53

Azure Service Fabric:Windows向けのSDK 2.3.311/Runtime 5.3.311をリリース

 Azure Service Fabricは、マイクロサービス向けのスケーラブルな分散プラットフォームを提供します。

 10月にリリースされていたSDK 2.3.301/Runtime 5.3.301では、Windows 10 Anniversary UpdateでSDKのインストールに失敗するという既知の問題がありました。

 今回リリースされたSDK 2.3.311/Runtime 5.3.311では、このSDKインストールの問題を解決しています。Windows 10 Anniversary Update上のVisual StudioでAzure Service Fabricの開発を行っている方は、この最新バージョンにアップデートしましょう。

 詳細は、Azure Service Fabric Team Blogのポスト「Release of SDK 2.3.311 and Runtime 5.3.311 for Windows」をご覧ください。


Web Platform InstallerでのSDKのインストール

Azure Data Lake Analytics:U-SQLがR、Python、Microsoft Cognitive Servicesをサポート

 Azure Data Lake Analyticsは、スケーラブルな分散クエリを可能にするビッグデータ分析サービスです。Azure Data Lake Analyticsは、11月のConnect();カンファレンスで一般提供(GA)になったばかりです

 Azure Data Lake Analyticsでは、型システムや式言語にC#を使い、.NETで拡張可能なSQLライクな言語「U-SQL」を使います。

 Azure Data Lake AnalyticsのGAとともに発表され、Connect();カンファレンスでデモされた新機能として、U-SQLにおけるR、Python、Microsoft Cognitive Servicesのサポートがあります。これによって、U-SQL内で、RやPythonのスクリプトを実行したり、簡単にMicrosoft Cognitive Servicesを呼び出したりすることが可能になりました。

 現在、Microsoft Cognitive Servicesの次の機能の呼び出しがサポートされています。

 次のU-SQLコードは、多数の画像ファイルのそれぞれに対して、Computer Vision APIを呼び出し、画像内の物体の一覧(Tags)、検出した物体数(NumObjects)を取得しています。REST API呼び出しが隠蔽されており、簡単に呼び出しを行えていますね。


REFERENCE ASSEMBLY ImageCommon;
REFERENCE ASSEMBLY FaceSdk;
REFERENCE ASSEMBLY ImageEmotion;
REFERENCE ASSEMBLY ImageTagging;
REFERENCE ASSEMBLY ImageOcr;

@imgs =
    EXTRACT FileName string, ImgData byte[]
    FROM @"/images/{FileName:*}.jpg"
    USING new Cognition.Vision.ImageExtractor();

@objects =
    PROCESS @imgs 
    PRODUCE FileName,
            NumObjects int,
            Tags string
    READONLY FileName
    USING new Cognition.Vision.ImageTagger();


 詳細は、Azure Data Lake & Azure HDInsight Blogのポスト「U-SQL Advanced Analytics: Introducing Python Extensions for U-SQL」「-SQL Advanced Analytics: Introducing Cognitive scenarios for Text and Imaging」、ドキュメント「Getting Started with U-SQL Advanced Analytics: Python, R, & Cognitive scenarios」をご覧ください。

Azure IoT Hub:Azure IoT Gateway SDK、デバイス管理機能がGA

 Azure IoT Hubは、多数のIoTデバイスとクラウドとの間のメッセージングを可能にします。

 Azure IoT Gateway SDKは、IoTデバイスとAzure IoT Hubとの間に位置するゲートウェイを開発するためのオープンソースのSDKです。3月のBuildカンファレンスで発表され、4月のHannover Messeカンファレンスでベータがリリースされていました。今回、Azure IoT Gateway SDKがGAになりました。Azure IoT Gateway SDKを使った開発については、Azure IoTデベロッパーセンターもご覧ください。

 また、Azure IoT Hubのデバイス管理機能は、クラウドから多数のIoTデバイスを管理、監視する機能です。3月のBuildカンファレンスで発表され、4月のHannover Messeカンファレンスでパブリックプレビューがリリースされていました。今回、このデバイス管理機能もGAになりました。

 そして、Azure IoT HubにIPフィルタリング機能が追加されました。これによって、特定のIPアドレス範囲からのAzure IoT Hubへの接続を許可、禁止することで、セキュリティを強化できます。

 詳細は、Internet of Things Blogのポスト「Microsoft Introduces Enhancements to Azure IoT Gateway SDK and Azure IoT Hub device management in general availability; new Azure IoT IP Filter」、Azure Blogのポスト「Connect your things with the Azure IoT Gateway SDK」「With general availability, enhancements abound in Azure IoT Hub Device Management」「Introducing the Azure IoT Hub IP Filter」をご覧ください。


Azureポータルでの、Azure IoT HubのIPフィルタリング機能の設定

 それではまた来週。

佐藤直生 (さとうなおき)
1999年から、OracleでJava、アプリケーションサーバ、開発ツールなどのエンジニア/テクニカル エバンジェリストを担当後、2010年9月にMicrosoftに入社。Microsoft Azureの黎明期からエバンジェリスト/テクノロジストとしてAzureを担当。オライリーなどの技術書の監訳、翻訳も多数。
ブログ: https://satonaoki.wordpress.com/
Twitter: https://twitter.com/satonaoki

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