セールスフォース・ドットコムと、カルチェア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の子会社CCCマーケティングは12月13日、One to Oneマーケティング(顧客一人ひとりの嗜好に合わせたマーケティング)の実現に向けて業務提携すると発表した。
CCCマーケティングは、国内で167社56万店舗以上に導入されているポイントサービス「Tポイント」を核としたでデータベースマーケティング事業を手掛ける。今回の提携では、セールスフォース・ドットコムが提供するマーケティング業務向けSaaS「Salesforce Marketing Cloud」上で管理される企業データと、Tポイントに紐づくライフスタイルデータを連携させた新しいマーケティングサービスを構築し、2017年春を目途に提供開始する。
同サービスにより、企業マーケターが顧客の嗜好や消費傾向を理解した上で、自社メディア(メールやアプリ、LINE、広告など)やCCCマーケティングが提供するPOSクーポン、DM、メールなど多様なチャネルを利用して効果的なOne to Oneマーケティングを実現できるとする。