Dockerは米国時間12月12日、「Docker for Azure」のパブリックベータ版を公開したと同社ブログで発表した。プライベートベータ版は6月に公開されていた。また先ごろ、「Docker for AWS」のパブリックベータ版が公開されたばかりだ。
MicrosoftとDockerは6月、「DockerCon 2016」でDocker for Azureのプライベートベータ版を発表していた。Dockerはプライベートベータでいくつかの新機能を追加している。そのなかには、「Microsoft Azure」のストレージアカウントにすべてのコンテナログを保存しておき、後で読み出して検証できるようにする機能や、Docker for AzureのSwarmに対する診断やトラブルシューティングを可能にするために、Swarmノード全体の診断用ダンプをDockerに送信できる組み込み型の診断ツールが含まれている。
Docker for Azureのリリースノートによると、中核である「Docker Engine」のバージョンは1.13.0-rc2だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。