Oracleは米国時間12月15日、2017会計年度第2四半期決算(11月30日締め)を発表した。利益は予想を若干上回ったが、売上高は市場の期待に届かなかった。同社はクラウド関連の売上高の伸びを強調している。
非GAAPベースの売上高は90億7000万ドル、1株あたり利益は61セントだった。前年同期は売上高が89億9600万ドル、1株あたり利益が63セントだった。
金融アナリストは売上高を91億1000万ドル、1株あたり利益を60セントと予想していた。
クラウドの総売上高は恒常通貨ベースで前年同期比64%増の10億5300万ドルだった。また、非GAAPベースのSaaSおよびPaaS事業の売上高は恒常通貨ベースで前年同期比89%増の9億1200万ドルだった。同社最高経営責任者(CEO)Safra Catz氏は発表で、SaaSおよびPaaSの売上高成長率が4四半期連続で増加していると述べている。
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また同氏は「Salesforce.comが(クラウドの売上高で)10億ドルというマイルストーンを突破した時は、同社のSaaSおよびPaaSのサブスクリプションの売上高成長率が、買収した企業のすべてを組み入れても36%に低下していた」とも述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。