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「作らない社内システム」

チャットをベースにしたシステム運用で何が変わるのか--ChatOpsの威力 - (page 4)

宮澤 慶

2017-01-10 07:00

さまざまなクラウドサービスと連携

 Slackでは、さまざまなクラウドサービスと連携できます。Slackで用意されているカタログから連携したいサービスを選ぶだけで、簡単に設定可能です。

 例えば、Trelloは複数ユーザーで看板を利用したタスク管理ができる便利なサービスです。SlackとTrelloの連携機能を有効にすることで、Trello上にタスクが追加された場合や、タスクが移動した場合にSlackに通知させるなどが簡単にできます。

 また、SlackはAPIを利用して、連携が可能です。弊社では、ワークフローツールの中で、メンバーにタスクが割り当てられた際に、Slackへ通知させるなど、さまざまなツールで連携できます。

 また、Slackには、Botと呼ばれる、機能が用意されています。Botとは、Slackなどのチャットツールに常駐し、特定の文字列などに反応して、決められた処理を実行するプログラムです。

 例えば、Botに対して、「今日の天気」と聞くと、「今日は晴れです」と答えてくれるような仕組みです。サーバーワークスでのBotの活用例としては、AWSのEC2(仮想マシン)の料金を確認するBotを用意しています。

 Botに対して「◯◯っていくら」と聞くと、「◯◯の料金は☓☓です」という感じで、該当する仮想マシンの月額料金を教えてもらえます。このように、Botを利用することで、チャットツールを利用して業務が効率化できます。

 チャットツールにより気軽にコミュニケーションができるようになり便利になるのですが、ルールを決めて運用しないと、大人数が同じ場所へ書き込みが発生して、誰が誰と話しているかがわからなくなり、混乱の元となります。

 Slackでは話題ごとにチャンネルと呼ばれる部屋を作成し、その部屋ごとに会話ができます。サーバーワークスでは、各部署、プロジェクトチームごとにチャンネルを作成して利用しています。

 チャンネルを分けることで、話題ごとにコミュニケーションができ、Slack上でどの議題を話しているかわからなくなることを防いでいます。

まとめ

 今回は、「作らないITシステム」を実現し、ワークスタイルが変わる中で、どのようにコミュニケーションを行っているかを紹介しました。チャットツールを導入することにより、社内のコミュニケーションがより可視化、効率化されるため、生産性を向上できます。

 次回は、われわれのオフィスのファシリティなどについて紹介します。

宮澤 慶
株式会社サーバーワークス 情報システム課。2011年にサーバーワークスに新卒入社。入社後、AWSのインテグレーション部門に所属し、お客様へのAWSの導入、設計、構築、運用を担当。現在は、以前から兼任していた情報システム部門に専任として所属し、自社の社内システムの管理運用を行いつつ、そのノウハウをお客様に展開する業務に携わる。現在の担当は分野は、Amazon WorkSpacesやシングル・サイン・オンなどのSaaSソリューション。

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