アップル、「iOS」アプリにHTTPS接続を義務づける「ATS」対応期限を延期

Charlie Osborne (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部 2016年12月26日 11時50分

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 Appleは、App Storeに提出するアプリに対して実施するとしていた「App Transport Security(ATS)」有効化の義務付けを延期すると発表した。ATSはセキュリティ強化を目的に「iOS 9」と「OS X v10.11」で導入された機能で、当初は2017年1月1日までにすべての「iOS」アプリに対して対応を求めるとしていた。Appleが米国時間12月21日に開発者向けサイトに掲載した情報によると、移行の「準備のための追加の時間」を設けることから、この期限を延期すると説明している。

 ATSはiOSとOS Xに導入されている機能で、アプリケーションがHTTP接続経由でリソースを読み込まないようにするためのものだ。HTTP接続は安全ではなく、攻撃者から傍受される可能性がある。ATSは、安全な通信のためのプロトコルであるHTTPSを経由してリソースを読み込むものだ。

 Appleは6月に開催した「Worldwide Developers Conference(WWDC)」で、2017年1月1日までにATS対応を義務付ける方針を発表した。

 現在ATSはデフォルトで有効になっているが、アプリ開発者はこの機能を無効にできる。

 「ATSは、アプリのネットワーク通信が、既知の脆弱性のない業界標準プロトコルと暗号化のみを確実に導入することで、プライバシーとデータの一貫性を強化する。開発したアプリが誤って送信データを悪意ある人にリークしてしまうことがないという信頼をユーザーに植え付けられるようにする」と開発者向けドキュメントに記されている。

 ATSの使用を義務付ける新しい期限は明記されていないが、Appleは新しい有効期限が決定したら知らせるとしている。


提供:Roy Zipstein | Apple

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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