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日本株展望

2万ドル直前のNYダウ--金利上昇にどこまで耐える? - (page 2)

ZDNet Japan Staff

2016-12-26 11:46

 それでは、この間、米長期金利は上がり続けたかと言うと、全く逆の動きだった。2014年1月から2016年6月まで米長期金利は下がり続けた。

 これには、2つの理由があえう。第1に、原油など資源価格が急落したこと。その影響でCPI(総合指数)で見る米インフレ率は、2015年に一時マイナスになった。

 第2の理由は、米景気を含め、世界的に景気が減速したことだ。産油国、資源国の景気が悪化し、新興国全体の景気減速につながった。

 2016年に入り、状況が変わった。資源価格の下落の影響が一巡、米景気の回復色が強まると、ようやくインフレ率も上昇し、米長期金利も上昇トレンドに乗ってきた。

米長期金利は今後、どこまで上昇するか?

 米景気は回復してきている。ここで来年、トランプ次期大統領が大規模な財政出動や減税を伴うトランプノミクスを実行すれば、景気回復に拍車がかかると考えられる。もしそうなれば、米長期金利が3%を越えていくことも考えられる。

 ただし、トランプ次期大統領の政策実行力は未知数だ。大統領選挙前に、選挙用のパフォーマンスとして言ってきたことと、実際に行うことの間にはギャップがある。米景気が自然に良くなっていく中で、本当に大規模景気対策を打つのだろうか。

 もし、トランプ大統領が景気対策を実行するのに手間取るようならば、米長期金利が3%に達しないまま反落することもあり得る。

 2017年1月20日に大統領に就任するトランプ氏のお手並み拝見というところだ。

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