SCSK、「S/4HANA」向けサービスをAWSで提供--テンプレートやアドオンなど

NO BUDGET

2016-12-27 16:10

 SCSKはビジネスアプリケーション群「SAP Business Suite 4 SAP HANA(S/4HANA)」導入テンプレートとその関連サービス「Add-Value」シリーズをAmazon Web Services(AWS)上で12月15日から提供している。12月21日に発表した。

 S/4HANAはインメモリデータベース「SAP HANA」がベース。導入テンプレートは「Add-Value for Accounting」「Add-Value for Manufacturing」「Add-Value for 手形管理」の3種。

TechRepublic Japan関連記事

 Add-Value for Accountingは、一般会計や債権管理、債務管理を対象にしており、SCSKが持つノウハウをもとに日本企業の会計業務に必要な手形管理、各種自動消込などの主要機能をあらかじめ実装している。

 Add-Value for Manufacturingは、組立プロセス製造業で必要となる販売や購買、生産、財務会計、管理会計などの業務をカバー。Add-Value for 手形管理は、手形管理に必要な計上から決済までの機能に加え、「でんさいネット」対応機能を兼ね備えたアドオンをあらかじめ実装している。

 関連サービスでは、S/4HANAの導入やマイグレーションを支援する各種サービスを順次提供していく予定だ。第1弾として概念実証(POC)サービスを提供開始する。S/4HANAを使って、自社業務との簡易適合性を検証する。このサービスを利用することで、各種テンプレートとクラウド環境を活用して早期に検証できるとしている。

 SCSKは、同サービスを2018年12月までに30社に提供することを目標としている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]