--Apple Pay以外にはどうでしょう?
ME 今回のシステムは約1年以上前から実際にプロジェクトが進んでいましたが、今回は非常に良いタイミングだったと思います。
OTはモバイルペイメントにおいてリーダシップを持っていますので、Apple PayだけではなくSamsungの「Samsung Pay」においても、欧州で最初に選ばれたパートナーです。Samsung Payがグローバルに展開する時にも、最初にソリューションを提供しています。
今回のApple Payの開始に伴い、JCBのモバイルデジタルソリューションにおいてOTを採用した日本のクレジットカード会社の最大手であるJCBのブランド事業統括部門ブランドインフラ推進部部長、陽川勝樹氏は、Money 20/20でのインタビューで次のように説明した。
陽川 今回のOTのソリューションの選択については、複数のベンダーと比較して何か1つが良いというわけではなく、総合的に判断して優れていたということです。価格だけではなく、サポートも含めて、こちらの要求を理解して的確に応えてくれました。これからも関係を深めていきたいと思っています。
今回のApple Payが登場した今は、日本市場にチャレンジするベストタイミングだと語る両氏。日本市場において、これからのスマートカードとモバイルペイメントの広がりに大いに期待していることが分かる。
Money 20/20のOT展示ブース