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日本株展望

2016年振り返り--前半と後半で物色動向が正反対に

ZDNet Japan Staff

2016-12-28 12:53

今日のポイント

  1. 2016年前半は、世界景気への不安が広がる中、円高急進、日経平均は急落。後半は、世界景気が好転する中、円安急進、日経平均は急騰。
  2. 2016年は、前半と後半で物色動向が正反対に。前半は、景気敏感株・金融株が急落する中、ディフェンシブ株は堅調。後半は、景気敏感株・金融株が急騰する中、ディフェンシブ株は軟調。

2016年の日経平均、振り返り

 12月27日の日経平均は、1万9403.06円で引けた。この時点で、2016年の日経平均は、2015年末より370円上昇している。このまま年末まで大きな下げがなければ、以下の通り、日経平均は5年連続の上昇となる。


日経平均の年間騰落率:2008年~2016年(12月27日まで)(注:楽天証券経済研究所が作成)

 2016年は、日経平均は激しく乱高下した年となったが、最終的には、小幅のプラスとなる見込みだ。1年間の日経平均の変動を示すのが、以下のチャートである。


2016年の日経平均の動き:12月27日まで(注:楽天証券経済研究所が作成)

 2016年の日経平均の動きは、以下の3つの部分に分けられると考えている。

  1. 1-6月:世界経済への不安が広がる中、円高が進み、日経平均が急落
  2. 7-9月:世界経済への不安が続く中、売られ過ぎの反動で日経平均は底打ち
  3. 10-12月:世界経済が好転、円安が進む中、日経平均が急騰

 2016年は、ドル円為替も、激しく乱高下した。年前半は、世界景気への不安が高まる中で、安全資産として「円」が買われた(リスク・オフの円高)。年末にかけて、世界景気の好転により、世界的に株高が進む中で、円が売られた(リスク・オンの円安)。ドル金利が上昇し、日米金利差が拡大したことも、円安(ドル高)要因となった。


2016年のドル円為替レート:12月27日まで(注:楽天証券経済研究所が作成)

 年前半は、円高急伸が、日経平均をさらに下落させる要因となった。年末にかけて円安が急伸したことが、日経平均急騰につながった。

年前半と後半で、物色動向が正反対に

 年前半は、世界景気への悲観が深まった。年後半は、世界景気の好転が意識された。それを受けて、年前半と後半では、物色動向が、正反対になった。

 1-6月は、景気敏感株・金融株が急落する中、ディフェンシブ株(景気変動の影響をうけにくい安定株)は堅調だった。7-9月は、景気敏感株・金融株が急騰する中、ディフェンシブ株は、上値の重い展開となった。

 物色動向が変わったのが、まさに7月1日だ。今年は、偶然だが、1年の真ん中で、大きく流れが転換した。


前半と後半で正反対になった2016年の物色動向(注:楽天証券経済研究所が作成)

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